子供が生まれた後の敬老の日のために仕掛け絵本を自作したのでその話を書きます。
手作りキットとかは使わず、用紙探しからやりました。
完成品
これを両方の両親に贈るので2つ作りました。自分たちの分を含めて3冊作るつもりでしたが2冊で力尽きました笑
ページ数:16ページ(表紙含む)
仕掛け :マジックテープを使った仕掛け、ミニ絵本
制作期間:5ヶ月(2021年5月〜9月)
それでは制作の詳細について書いていきます。
準備
- 印刷可能最大サイズA4の家庭用プリンタで印刷
- ページは厚紙で子供が触っても丈夫に
- 印刷した部分を舐めたりしても大丈夫なように加工
サイズ
A4で収まるように下記のサイズに決定。
片ページ :13 × 13 cm
見開きページ:26 × 13 cm
使用材料
制作の流れ
ラフ画とイラストの作成
私はデザインは苦手だったので妻に紙にラフ画とイラストを書いてもらいました。
内容はストーリー性を持たせたかったので子供の一日ということで起きてから寝るまでの出来事を描くことにしました。
ラフ画とイラストのデジタル化
イラストの紙をスキャンしてフォトショでpngにしてイラストレーターに挿入しました。
印刷
複数ページをまとめて印刷かけて放置後、確認したら2枚の用紙の間に印刷されているページがありました。。。(用紙が薄かったりするとたまに起きますよね😭)
長めの定規にハンカチを巻いて空気が入らないように均等に力を入れつつ、フィルムを貼りました。
印刷したシールを厚紙に貼り付け
中央のトンボを元に上下の厚紙の部分のみ切る
先ほど切った部分を元に厚紙だけをカッターでカット。(折った時に戻る反発することなく綺麗に折れるようにするため)
印刷部分を内側にするように折る
糊付け
印刷面のトンボを元にカットする部分を大体で良いので線を書く。(糊をつけるときの目印のため)
カットした時に端までしっかり糊がつくように仮線までしっかり糊が着くようにする。
穴の位置を合わせるように用紙を貼る。
カット
トンボを元に全てのページをまとめてカットします。
とても切りづらいですがトンボに沿ってカットします。
最終的にはくり抜いた感じになります。
これはこれで面白いですよね!笑
完成
この厚みの紙の角を丸くするのは大変なのでカットしました。
厚みがあるのに仕掛けがないページは仕掛けを作るのが時間的に間に合わなかったです😭
家にある絵本を元に感覚で糊付けをしました。笑
印刷用紙のサイズが足りず、右に厚紙が出ちゃってます。(設計ミスです笑)
制作の感想
作ろと思ってから完成するまで5ヶ月かかったので出来た時は達成感がすごかったです。
心残りが少しあるのですが制作過程で苦労ポイントが3点ありましたのでそれについて書かせてください笑
- シール張り
- 厚紙選び
- 糊付け
シール張りの苦労
ステッカーの印刷用紙に実際に印刷してみました。
が、、、、フィルム張りがものすごく難しい。空気が入ったり、シワが寄ったり。これを全ページにやる事を考えたら。。。😰
しかもこの用紙はシールになっているので印刷部分にフィルムを貼る時、用紙自体を厚紙に貼る時の2回この空気等が入らないように貼り付けないといけなかった。。。
厚紙選びの苦労
厚紙は一旦、ダイソーのこの厚紙を購入しました。
上記で印刷したシールをダイソーの厚紙に貼り付けてみました。
このシール張りは印刷部分のフィルム貼りよりは簡単でした。
貼り付けた出来栄えの厚みはいい感じでした!!
が、曲げても厚紙のため、反発力がすごくて糊付けした時に剥がれちゃうからダメだなと思い却下しました。
そして下記の案を考えました。
他に方法が思いつかず、正直2週間以上これだけで悩みました笑
そして、原点に戻り、シールを厚紙に直接貼り付けた後に折り込む部分の厚紙だけをカッターでカットして折りこんだところ反発力はなく綺麗に折れました!!
糊付けの苦労
とにかく頑丈にしたかったので強い接着剤を探しました。
そして以前にCMでやっていたこの接着剤を思い出し購入しました。
両面のページの位置を合わせて糊付けをする必要があったため、最終的なサイズにカットしてから糊付けをしようと考えました。
全ページを厚紙に貼り付けまでの工程を済ませた後、最終的なサイズにカットして貯めてました。
が、、、糊付けを端っこまでしっかりと糊付けする必要があったのですがはみ出ると強力な接着剤のため、厄介でした。
なので最終的なサイズにカットするのはやめました。(全ページをカットしたものは処分しました😭)
反省点
作っていく中で「紐を入れてイラストを動くようにしたいなー」や「毛糸で遊べたら面白いなー」などアイデアが出ました。
ですがシール張りや厚紙選びに結構時間がかかってしまってアイデアを全部実現すると敬老の日までに間に合わなそうだったので仕掛けは「マジックテープ」と「ミニ絵本」のみにして作りました。
初めてやる時はなるべくシンプルに作るようにした方が良いと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今後も子供のために作った時はこのブログで皆さんに共有させていただきます。